2007年10月28日

152「彩雲国物語 緑風は刃のごとく」雪乃紗衣(図〉



今回は誰が監察か、とか解りましたよ!ミステリのセオリーで(笑)
確かに秀麗はおっかさん向きだよなぁ…。面倒見が良い、良すぎる。
ちょっと被ったのは「踊る大捜査線」の主人公、青島君でしょうか。
彼も劇中さんざん言われてますが、「街のおまわりさん」の方がきっと向いてるのでしょう。
でも守られる側としては、そういった方々に守ってもらいたいものです。
だから頑張れ秀麗!!
これから厳しいところに行くんだなぁ…。読みたいけど、ちょっと読むのに緊張しちゃいますよ。
タンタン、実はなかなかなヤツだったのね。影月くんがいなくなったから、次秀麗と共にいるのは彼なのかー。前作読んだ時はとてもそうは思わなかったのに(ごめんよ、タンタン)
お父さんとのエピソードはほろりときてしまいましたよ…。
ほろりと言えば、今回の紅尚書。あんなに頭いいのに、不器用な方なんですね。自分の大切な人には。同期3人の会話も好きです。もっと書いてくれないかなーv
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2007年10月24日

151「樹上のゆりかご」荻原規子(図〉



先日読んだ「これは王国のかぎ」と同じ主人公というので、読んでみたのですが。

ファンタジーじゃなかった…!!

あああ、みれば確かに帯には青春小説と書いてある。だがしかし、「名前のない顔のないものが巣くっている…!」と書いてあるではないか。
てっきりホラーっぽいのかと思ってましたよ。
ちーっとも世界が変わるなり、ハールーンらしき人物が出てくるなりしないので「あれぇ…?」と半ばまで不思議に思ってました。
なんで「上田ひろみ」を起用したんだろう。…ってずっと思いながら読んでた。
中ほどで一応過去にそういう体験をしたんだよーんという台詞が出てくるのだが、そこで一応少し納得をするのだが、この話なら全くの新しいキャラクターでもいいような気がする。
でも逆なんですよね。先に「上田ひろみ」ありきの物語なんでしょう。
彼女の成長物語の一つ。王国のかぎもそう。
とゆーかひろみの印象が違うから余計にそう思うのかなー。
私はあのような経験をしたひろみは、もっと何事も一所懸命やるような子になってると思ってたんですよ。
なのになんか無気力そうな、…まぁ言ってしまえばごくごく普通の子だ。
私はこれを読んでよーく解った。
私が小説に求めているのは、どきどきわくわくの非日常であって、共感ではないんだということが。
ん?でもこれもちょっぴりだけどミステリテイストだった。

ちょっと「六番目の小夜子」と印象が似てるかなー。

荻原作品で共通して感じるのは、男女の性差をしっかりと描いているなーということです。この本では特にそうかな。なにせ元男子校、多数の男子生徒の中の数少ない女生徒という立場。たーしーかにあーいう視線はなんだかいたたまれません。
ところで高校入学の経緯が驚きです。抽選て…。
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2007年10月23日

150「狐罠」北森 鴻(図〉




骨董の世界は奥が深すぎる…!!そしてちょっと切ない。ささいな行き違い。それで引き起こる事がきっかけとは違って余りに大きいから。

初めは見慣れない聞き慣れない骨董の世界にちょいと疲れたりもしたのですが、基本はミステリですのでなんとか読了できました。
そう、ミステリなんですよね。初めのうちは主人公の陶子と事件がどう係わってくるんだろうと思ってたんですけど…あああ〜そうだったのかぁぁぁ。
相変わらずさほど考えずに読んでいる私はすっかり騙されました。
あんまり印象が違うんですもん…!!
これもやっぱりドラマとか映像にはできない作りですね。

読んでて思いだした漫画

   


と言っても何年も前に雑誌を何回か立ち読みしたくらいなのですが…。
本物を作る贋作師。

ところで“プロフェッサーD”って結局本名出なかったのが気になります。続刊で出てくるのかしら。
タグ:北森 鴻 狐罠
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149「チョコレート工場の秘密」ロアルド・ダール(図〉



図書館に行くたびにちまちま読んでました。
何が凄いって、映画が原作イメージそのまんまに作ってあるということ。違うのはワンカさんの外見的イメージくらいかしら。
チャーリーの家にいる四人の祖父母が一つのベッドにいるシーンとか、映画でもかなり衝撃的だったんですけど、原作まんまだったんですね〜。(ところでこの四人、貧乏だけどこんなに長生きしてるってことは案外健康的な生活?)
大抵原作は先に読んではいけない、となってますが、これは違う。先でも全然オッケー!
内容は本当に子ども達がわくわくするような、お話ですよね。こうだったらいいなって思う事をそのままワンカさんは作っている。
これを寝る時にされても子どもは続きが気になって眠れないんじゃぁ(笑)
なのにちゃんと教訓的な話になっている。うーん、なんて模範的な児童書。
今度古い方の映画も見てみようっと。
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2007年10月17日

148「ゆめつげ」畠中恵(図〉



大江戸ミステリ。
口調がまるで若旦那でちょっと錯覚しそう。個人的にはしっかり者の弟が好きです。だからいいコンビなのでしょう。
会社の衿ちゃんが「この人(作者)男性同士が仲のいい話書きますよね」と言いました。
…それは腐女子が食いつきそうということかな?(笑)
この話では主人公兄弟。しゃばけでは兄やたち(と、若旦那かな)を見てそう思ったそうですが…。
まだ読んで無いけど「まんまこと」も粗筋読むと男性二人っぽい…。
まぁ確かに女性主人公が無いわねぇ…。
書きやすいんでしょうね。
しかし周囲にしゃばけ読んでる方はたくさんいますが、そういう感想を聞いたのは初めてだわ(笑)。

そういや、しゃばけのドラマはいつ放送するんでしょ?
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2007年10月12日

146「バーティミアス(2)ゴーレムの眼」・147「バーティミアス(3)プトレマイオスの門」ジョナサン・ストラウド(図〉

   


2.3冊目の方が1冊目より面白かったーーー!
でも読むのに時間はかかったわ〜。何せ1冊600ページ以上;
もう何がいいってね、バーティミアス!彼(?)がいい!
それはキティが言うように、彼が誠実だからだと思う。
本当読んでると段々妖霊達が可哀想になってきてねぇ(泣)
一方的にこき使われるだけの立場に、人間の汚いところばかりをずっと見てきて、それでもきっとプトレマイオスという人間に出会えたからバーティミアスは心の奥底の方では人間を信じたいんだと思う。
バーティミアスが叫ぶシーンは心が締め付けられる。ああ、今も思い出すだけで涙出そう。
ナサニエルは本当は気が弱くて小心者なんだろうなー。少なくとも「守ってもらう」ことを考えてた時は。何で一番のトップを目指さないんだろうってちょっと不思議だった。憧れてたんだねー…、あんな男だったけど。まぁ確かにろくな大人がいやしねぇ。
小さな章タイトルが「ナサニエル」と「マンドレイク」とその時によって変化するんですよ。やっぱマンドレイクの時はいけすかないので、「ナサニエル」の時は情けなさにほっとする(笑)。
本当に映画化は実現するのかなぁ。(脚本完成。2009年公開?という情報は見た)まずナサニエルが難しそうだ。1話だけか?3話全部か?それなら尚更難しいぞ!何せ2巻では変な頭だ!(…某弁護士先生みたいな感じ…???)そして三巻ではとっても魅力的な青年になっているのだ!!え〜〜?ナサニエルが〜〜?と読んだ時に正直に思った(笑)
そしてプトレマイオス(の姿のバーティミアス)!
彼は重要よ〜〜〜。少なくとも私にとっては。もし三巻も映画になるんならキティにちゃんとキスしてねvなんかあのシーン好きなんですよ〜。やるなぁ、バーティミアス!
「魅力的な笑顔」とか書かれたら私が咄嗟に思いつくのは、樹なつみさんの絵柄です。
今回の場合、零とかムトーとかーそのあたりでvvv(あ、笑顔だけね。容姿が違うから)やっぱ魅力的なキャラクターって言ったら樹さんよねぇ。
初めは肌の黒い少年姿ということで「はるか遠き国の物語」のアルダシール人間版だったのですけど。
…ところでこの本読んでチェコやアメリカには気を悪くされてませんかね…?(笑)
posted by さみお at 23:22| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

145「毒草師」高田崇史(図〉



「QED」シリーズを買っているお友達が、これはハードカバーだから買って無いと言うので、早速図書館から借りてきました。
そーいえば、本編の最新作はまだ発掘できてないのかなー(彼女の家のどこかに埋もれているらしいのです)
それにしても異様な風体です。主人公の御名形史紋。
名前も凄いな!私が親ならとりあえず日本人である息子に「シモン」はつけねぇ。
こんな人電車に乗ってたら、思わず目を逸らしちゃうだろうな。
あ、本は面白かったです。冒頭はまるでホラーでした。そりゃ怖いけど…何も殴らんでもよかろう!?ただ逃げ帰って来いよ!!可哀想なヤギちゃん…。
ところで本の紹介ページなどに書いてある粗筋で「伊勢物語」になぞらえてってやつですが。
私何度読んでも「なぞらえてる」とは思えませんでした。
なぞらえるって…私が言葉の意味を間違えて覚えてるのかしら。そうかもしんない。
でも伊勢物語別に気にしなくても解けたんじゃないかなと思うのです。
まぁきっとちょっと気の毒な隣人君は、ますます仲良くなっていくのでしょう。うん、本人はそう思わないだろうけどね。
posted by さみお at 18:21| 北海道 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

なんとゆーか・・・



図書館でまずこの表紙が目に入って手に取ったわけですが。

…怖くないですか?

基本無表情なんですよ、このかぐや姫。二ページ目のちょっと成長した少女姿の彼女の顔が一番怖い。
え、これって子供向け?本当に?文章は普通だったけど、絵が絵が…。
服とかは太い線で単調に描かれてるのに、なぜか顔だけが少年漫画や青年漫画のように細い線がたくさん使われて描かれている…。
美人だけど…この顔であの無理難題をつきつけられたら、本当に嫌がられてる感が物凄い強いです。
…しかし本当になんでかぐや姫は地上にきたんですかね?
瞬時に「きっと月世界では派閥争いがあって命の危険があったかぐやは一時避難していたのかしら」と思いました。
だって「つかわされた」とこの絵本の中で言ってますが、何にもしてないんだもん…。
ちなみにこれは「不思議の国の千一夜」からの発想です。



確かそんなネタがあった。妖魔の国で。
この漫画も面白かったなぁ。
ファンタジーパロディの決定版だと思います。
だんだん愛嬌が出てくるヘンデクと毎度美しい女装をさせられるセブラン。
ところでこれに出てくるイアモン。私はヨシイカズヤ氏を初めて見た時から、イアモンと似てるなぁと思っているのですが、いかがでしょうか。
posted by さみお at 02:23| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

144「ミラージュの罠」茅田砂胡(図〉



すっかりおなじみ超人達の祭典です。なんかでも最近シェラは派手な戦闘がないねぇ。すっかりお母さんというか…。シェラの料理食べたい。
いつも毎回楽しみにしてるのは巻頭の鈴木理華さんの漫画です。
絵に迫力があってとっても好きです〜。
「タブロウ・ゲート」が連載を再開したので今までの分も新装丁で出しなおしてくれないかな〜とちょっと期待してるのですが…。できれば普通サイズで。だって元の大きいんだもん。素敵だけど。

 

ちょ、待て。なぜこんな高い…?
あ、でも今調べたら12月に1巻から発売されるってありましたー!
わーい、月がいいんですよねーv美しく格好いいのに、お母さん!!
堪らんわ!!
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2007年10月07日

143「ニッポン硬貨の謎 −エラリー・クイーン最後の事件−」 北村薫(図〉



こちらが先日書いたの北村薫さん版解答の小説です。
なんかもー色々すごすぎて私には上手く書けないんですが、なんでこの方小説家なんですかね?研究者とかじゃないんですかね?や、北村さんの本好きなんで小説家で嬉しいんですけどね。
謎を解くだけでなく、エラリー・クイーンの小説の技法についての北村さん的見解の本でもあります。
これでもそんなような事やってたような。


よく漫画とかでは出てきますが、大学の「文学部」ってどーいうことするんだろうって思ってたんですけど、こーいう研究するようなとこですか?

それにしてもこの本。
エラリー・クイーンが書いたと言う体裁をとっているのですが、その為、注釈が多いんです。それがちょっと読みづらくもあったんですけど、日本で出版されてるクイーンの本を読んで、更に原語版にも精通していないと書けないですよね…。
ちなみに私ほんとのクイーンの本は中学時代にそうとは知らずに読んだ「エジプト十字架の秘密」しか知りません。
内容はぶっちゃけ忘れてます。ただ、いよーにエラリーが「エジプト十字架」に拘っていた事は覚えています。しかも結局こじつけじゃん!と思ったのも覚えてます。とゆーかそれしか覚えてないというか。
つーわけで北村さんの講釈は半ば無視しました!(笑)
それでも「六の宮〜」よりは解る内容ですが。
この本って逆輸入とかされてないんでしょうかね?
英語圏のクイーンファンの方達の反応をちょっと見てみたいです。
posted by さみお at 01:32| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

142「これは王国のかぎ」 荻原規子(図〉



主人公が異世界に行く話はたくさんありますが、あんまりジン(魔人とか)になってるのってないような気がします。
あ〜キャラクターがもういかにも少女漫画的なんだよーー。
つまりは男の子が格好いい!
いーですね、漫画で読んでみたいな。私は漫画ばっかり読んでるせいか、どうしても漫画絵でキャラクターを想像してしまいます。
ハールーンのようなキャラクターがやはり、一番、おいしい。ちょっと樹なつみさんの描かれる男性を思い出す。
世界を飛び出したハールーンと会うとこまで話があるのかなーと思っていたのに、可能性でとまっているのがヤキモキ。まぁ、うん、「自己セラピーの話」だって後書きで書いてあるしね…。
「樹上のゆりかご」がどうやら同じ主人公ぽいので読んでみようと思います。


アラビアン・ナイトっていったら私が思い出すのは「はるか遠き国の物語」です。



あ〜画像が文庫しかない…。寂しい…。アラム・ディーン好きだったな…。いやそれよりもアニースの兄ちゃんズがお気に入りでした。
シャー・ザマーン兄ちゃんの天然ボケっぷりや美女っぷり、やるときはやる男前っぷりが素敵でした…!
そして作者の碧ゆかこさんの、ストーリーを収めるために、ラブストーリー部分はちょっとしか描けない、出てくるキャラクターは全部カップリングしちゃうぜ!っていう感じが好きです。ん〜また読みたくなってきた。引っ張り出してこようv
posted by さみお at 00:28| 北海道 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする