私は太宰はぶっちゃけ教科書位しか読んだ事ありません。
えーと「走れメロス」と………アレ?
それだけかいっ。
これだから読書が趣味とは言いづらかったのよ…。
芥川の方が教科書ではやってるんだなぁ…。
あ、あと家にあった全集の中の「かちかち山」は読みました。
これ設定がものすんごくナイスです。
うさぎが美少女で狸がうさぎに恋する中年おやじなのです。それでないとあのうさぎの残酷さはありえない、色々されても凝りずにまた会ってしまう狸の気持ちが解らないと。なるほどです。
そう考えると確かにあの二人(匹?)のやりとりに妙に納得してしまう。
で、なんでいきなりこれを読んだのでしょうか、私。
まずはタイトルと装丁に引かれ手に取りました。アスピリンてどんな恋やねん、と。
初めに「駆け込み訴へ」が載っています。
これはビジュアルブックなので、素晴らしい絵画(の抜粋)がたくさん
ちりばめられているのです。雰囲気がすごくいい。
それよりも何よりも。
面白いのよ、これが。
単に好みだっただけかもしれませんがね。
ひたすらとある男の話しがえんえんと続き、相手の男がどんなにひどい男か、自分がどれだけ彼を愛しているか訴えてるお話なのですが。
それが誰かは読めばすぐ解るけど、とりあえず書かないでおくとして。
やはりあれは恋だと思いますねぇ。性欲はないけど。でも、独占欲が凄いもの。
ああ、でもその気持ち解るなぁ…。
一番近くにいたいんだよね。他の誰にもそれを与えたくないんだよね。
華不魅さんの「鉄錆廃園」でもそんなネタあったよなぁ。
私そういうのに弱いのかな。
他に読んでて彷彿としたのは「ノリ・メ・タンゲレ」という漫画です。
このお話も好きですねー。
やっぱり麻城ゆうさんは斬新なこと思いつきます。

