伊坂さんの本が映画になったのはこれで三本目?他にもあるのかな?
別の映画を見に行った時のこのお話の予告が、ちょっと見てみたいなーという気になりました(結局行って無いけど)
雰囲気合ってるなーと思いました。
すごく淡白な死神の一人称なので、全体の雰囲気がそれこそずっと雨が降っているかのような印象。
面白い事は面白いんだが、実はこの話から何を受取ればいいんだろう、とか迷いながら読んでました。
漫画とかで良くあるように、たとえば死の対象になった人間と接して、「この人間を死なせたくない」と思うような展開があるわけではないのです。
本当に淡々と仕事をこなしているのですよ、この死神は。
しかしどうも死神にも色々性格があるようなので、これは彼の特性らしい。
でも、最後の著者紹介を読んでびっくり。
日本推理作家協会賞短編部門を受賞していたんですね。
…ミステリだったのか!!
それと思ったのは三話目くらいなんだけど、そういえば小さな謎が全てにあったなぁ。
でもやっぱりそんな雰囲気は全然ないのよ。
それよりも私が気になったのは、むしろ死神界のシステムです。
事故死などの突発的な死においてのみ死神は関わっていて、その対象になった人間について1週間調査をして、「可」か「見送り」かの判断を下す。しかしほとんどは「可」ばかり。そして8日目にその死を見届ける。
…何のためにその制度が????
どうやって人選しているのかは調査部の死神も不明らしいですが、そもそものシステムが私には疑問です。
じゃぁ調査なんてしないでもいいじゃん。つか、何を調査してんだ?何を判断基準としてるんだ?(まぁほとんど「可」だからそれも本当に意味が無い)
初めは一応健康な人を死なせてしまうわけだから、その人が死に値するかどうか見極めていたんだろうか。
いや、死が罰になるという感性が彼らには無いはずだから、何か違う基準がきっとあったんだろうな。
でも死神もず〜〜〜っと同じ事やってるから、イマイチやる気が無くなってきたのか、皆おざなりなんだ、きっと(笑)
少なくとも調査部と情報部があって、男女の別もあって、性格も色々で、何千年もの寿命があって(死があるのか?)、音楽が無くて…。
姿がその都度変わるのですが、性別も変えられるんだろうか?本当の姿ってあるんだろうか?病死や自然死の管轄はどこなんだろう?
あああ、話とは関係ない事ばかり気になる〜。
「普通じゃない」
これ、確か天使社会が出てくるんですよね。
皆真っ白な服着てて、上司がミカエルだかラファエルだか有名な天使だった気がする。
本を読んで咄嗟にこれをイメージしてしまいました。
しかし何千年も人間達と関わっているくせに、色々と知らなすぎじゃないか、千葉。(たぶん、興味が無さ過ぎなんだろう)
他の「死ぬ前にいろいろとしてくれる」死神の話も読んでみたいもんです。

