2009年04月11日

374・5「ノルウェイの森 上・下」村上春樹 〈友〉

     

あれを歪みというのなら、世界は皆歪んでいます。
それを受け入れられない、自分も歪むことができない人が直子などのようになってしまうのかもしれません。





すみません、本当にめちゃめちゃ主観です。
この本が好きな人はこの先読まないほうが良いかも;






この本私にとっては

物凄く頑張って読みました。

文章自体は読みやすくすらすらいくのですが、内容が。
ラストももっとはっきりと前向きな感じで終わるのかも思ったら、「これで終わり!?」で、思わず上巻冒頭を読み返しました。
そこまでいって、やっと一本の輪に繋がったという感じ。
再生…してるんかな。冒頭読むとそんな感じはしないですよ。
いや、現在生きているってだけで多分十分なんでしょうけど。
そういうものを少なからず抱えて人は生きていくものだとは思うのですけど。
本としての構成の仕方の問題なのかなぁ。
私にとって「本」というものはやはり娯楽を求めているものなのですよ。
だから、謎も無い、感動も無い、サスペンスのようにハラハラも無い、アクションも無い、ときめきも無いとなると一体どこに面白みを求めていいのやら。
だからさほど深く読み込むつもりもないし(多分ここが問題)、もっとはっきりと解りやすく「再生」を描いていれば、「あー面白かった」と言って終えられるはずなんです。
つまりは私にとってカタルシスが無いのです。この本は。
自分がワタナベのような経験をしていれば、きっと共感して泣けるとかあるのかなーとは思いますが、幸いにしてそこまでは無いし。
というか、彼とは歩んできた人生が違い過ぎます。
多分同じ教室にいたとしても、ほとんど話すこと無いクラスメート同士でしょう。
これがベストセラーの青春小説だというなら、やはり私は少数派なんだろうなー。

そういえば最後の方に「旭川」が出てくるんです。…道北にある旭川だよね。他に無いよね。
「作り損ねた落とし穴みたいなところ」って…言い得て妙(笑)。
主人公は一応「ちょっと面白い雰囲気」とフォローが入りますが、…どんな雰囲気だ???
70年代頃の北海道の一都市ってどんな印象だったんでしょう?
まぁ多分札幌では都会過ぎるからそれなりに人口が多い旭川あたりに落ち着いたんでしょうけど、「人は旭川で恋なんてするものなのかしら?」って、なんじゃそら。旭川を代表とする地方の田舎都市に対して、そこで生活を営んでいる人たちに対して喧嘩売ってるわけですか?(笑)
まぁかなり未開の地だと思われていたことは確かですね!
てかもしかして今でも思われてるのかしら;

ちなみにコレは勿論自分で買うわけも無く、図書館で手に取ったわけでもなく、同僚が貸してくれたものです。
彼女も読んだこと無いからちょっと読んでみようと思い、買って読んではみたものの、どうも…と思ったらしく、別の同僚に貸したところ、その彼女も上巻で挫折して私のとこまで回ってきました(笑)
うちの会社の本読みはきっとエンタメ好きが多いんですね。
posted by さみお at 14:42| ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 村上春樹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同じ意見の方がいて驚きました。
あまりに周囲の評価が高すぎて、私の感性がおかしいんだろうと納得して声高には言えないでいました。
「この本に何を求めたら良いんだろう?」
「青春小説??」
直子は病んで気の毒だけど、でもまぁ、そーゆーこともありつつの世の中なんじゃない?と、直子を神聖化する友人に対して心の中で反発してました。
地元が旭川なので、まぁ少々湿度のある旭川の風土を表してるとは思いますが、読んだ時、フクザツでした。
Posted by nijntje at 2010年07月21日 18:02
初めまして、コメントありがとうございます。
うちの会社の方々もそうなのですが、実は探すと結構………ありましたよ、色んなご意見が。とりあえず私の周囲には同意見の方が多かったので結構声高に言ってますがw勿論ファンの方の目前で大声では言えませんが、今のところお目にかかっていません…。

地元が出てくると驚きますよね。私も道北在住民ゆえ、ついついあんなこと書いてしまいました。上巻で挫折した同僚には「旭川が出てくるからそこまで頑張って読んで」と言ってなんとか読んでもらいました(笑)
Posted by さみお at 2010年07月23日 00:03
内容のうんぬんより。

『これがベストセラーの青春小説なら、私は少数派なのでしょうか?』

自意識の過多な方のでしょうか?
Posted by さわら at 2012年04月26日 20:13
内容のうんぬんより。

『これがベストセラーの青春小説なら、私は少数派なのでしょうか?』

自意識の過多な方なのでしょうか?
Posted by さわら at 2012年04月26日 20:14
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