タイトルからは到底料理ミステリなんて想像できませんな。
イラストも可愛いし。
もちっと軽いノリの小説かと思ってました。いや、そんな重くはないけれど。
大抵の書評では「料理の描写が素晴らしく、ミステリ部分はそうでもない」みたいな感じです。
確かに前半の豪華料理の描写がそりゃーもうすごくて。
夜寝る前に布団の中で読んでたんですが、あまりにおなかが空いてきたので、止めて寝ちゃいました(笑)
ミステリ部分うんぬんは私はあまり解らなかったんですけど、確かに刑事さんのキャラがもうちょっとって感じでした。
後半はなかなかスリリングでしたよ。
しかしそう考えると、ネタもそうですが、キャラを考えるのも本当大変そうですね。どっかで見たようなのはだめだし、どんな個性をつけるかなんて…お話を考える上で自然にできてくりゃいいけどねぇ。
後は…構成?かな。
もう少し違う書き方も出来たんではないかとちょっと思いました。
しかし…味覚は本当に人間にしかないのかね?
命を繋ぐためだけに生きて食事を(というか栄養を)とる動物達とは違って、人間には余裕があるから、それを満足させるための色々な事ができたし、それによって味覚が発達したんではないかと私は思います。
野生動物に焼いて塩味とかつけた肉を与えたら食べるんだろうか?
後はややネタバレなので今度は隠してみました。しかし…エンディング(つーかオチ?)こう来たか…。
たぶん、本当は、いらなかったんじゃないかと、思うのですが…。
散々禁忌だって反対してたクセにーーーー!!
気持ち悪くて吐いてたくせにー!
なんでそんなあっさり一線を越えちゃうのよー!!
その線はかなり太いよね?そう簡単には飛び越えられないものよね!?
これを読んだ後だと忍び込んだ先での幸太の予感とか、実はここに繋がってるんじゃないかと思ってしまいました。
実は自分にもその「欲求」があったんではないかという…。
石国シェフの思考はわからんでもないですね、実は。
何かを一本ぷちっと切ってしまえば可能な気がする。
あ、切れてんのか。
むしろ解らないのは他の二人の方。
確かに飢えならまだ分かる、飢えなら。
しかしそれも極限の場合です。
あああ、おぞましい;

