2011年01月23日

666「吃逆」 森福都〈図〉

吃逆 [単行本] / 森福 都 (著); 講談社 (刊)

しゃっくりをすると不思議な映像が見える男がそれを探偵に使おうとする話のミステリです。
正確には本人の意思ではなく、「使われる」のですが、確かに初めの作品以外はあんまり関係ないかも…?;
もっと事件と関係した映像が見えるのかと思いましたが、やはり本人の意思とは関係なく見えてしまうものだからいつでも事件と関わりあるとは限らないのでしょう。
ともあれ面白かったです。私はもしや初期の頃の森福さんの話が好きなのかしら…。
軽いユーモアと謎。うん、やはりこの組み合わせが一番好きです。
この本でのユーモアは案外口が悪い主人公でしょうか(一応心中で思っているだけですけども)。
「干し杏のような爺と干し棗のような婆」って…表現が素晴らしいですけどね(笑)
須藤真澄さんが描かれる様なおじいさんとおばあさんが咄嗟に浮かびました。
タグ:吃逆 森福都
posted by さみお at 00:46| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

664「楽昌珠」 森福都〈買〉



【内容情報】(「BOOK」データベースより)
科挙の合格を願う十八歳の蘇二郎、鍛え抜かれた肉体を誇る十六歳の娘・盧七娘、美少女の誉れ高き十七歳の葛小妹。桃林で十年ぶりに再会した三人は、喜び合い、慣れない酒に酔って、いつしか睡夢の世界へ。目覚めた先は、陰謀渦巻く唐の都の宮中だった。ファンタジー満開、美味なる調べの傑作中国時代小説。

…という私では到底粗筋を説明できない内容です。
中身は3部に分かれていて、各人がメインの語り手です。
私は2話目の七娘の話が好きです。
1話目はプロローグって感じですし、3話目はなんだか物悲しくなってきてしまいましてね…。
しかもまさかあんなエンディングになるとは!
なんでしょう、実は夢ではなくてパラレルワールドなんでしょうか…。
posted by さみお at 22:04| 北海道 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

505「炎恋記」森福都〈図〉


炎恋記 (講談社X文庫―White heart)


少女小説とは思えないブ厚さの本でございます。
表紙絵は、私、主人公が何か念じているのか、拳法の構えでもとっているのかと思っていましたら、琴(ハープ?)を弾く姿だったのですね…。

初めはね…ねーちゃん、絶対育て方間違えたんじゃ…と思わなくもなかったのですが、読んでいくうちになんだか夜船に肩入れしたくなっちゃうから困りモンです(笑)
しかし、こいつら実はしっかりと繋がってるんだろうとか、何かどんでん返しがあるんじゃないかとか、変に色々と考えすぎて、今一入り込めずに読んでしまった作品でした…もっと素直に普通に読んでいれば、ハラハラドキドキ度が違っていただろうにと…反省。

個人的にはもっと深海の格好いいところが見てみたかったです。

posted by さみお at 04:38| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

483「琥珀枕」森福都〈買〉


琥珀枕 (光文社文庫)
 
以前、図書館で単行本の方を借りて読み、思えばこの作品で森福さんにはまったのでした。


琥珀枕

今回は改めて文庫本を購入して読みました。

やはり朧げ〜に覚えてはいたものの、楽しく再読。
うん、やっぱりこれが一番好きですね。ミステリとしても怪しげな伝奇小説としても最高に楽しめます。

立派な息子になってくれたのは嬉しいけれど、先生どこ行っちゃったんでしょう〜寂しいわ〜。またどこぞで先生してるんでしょうか。
キャラとして一番好きなのはお母さんです。
美人で楚々としているのに、実は面食い(笑)あれで旦那が性格悪かったらやっぱり選ばなかったのかな。きっと毎日凛々しい旦那様の働く姿を見てときめいているのでしょう。うん、そりゃ確かに幸せです(笑)
posted by さみお at 23:03| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

478「十八面の骰子」 森福都 〈買〉


十八面の骰子 (光文社文庫)


ちょいと表紙絵が怖いですが…(笑)
あ、これ、以前に紹介した怖いかぐや姫と同じ絵の方ですね。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

最盛期を迎えつつある中国・宋の時代。童顔、小柄の趙希舜は、全国を行脚しながら地方役人の不正を監察する「巡按御史」と呼ばれる秘密捜査官。身分は隠しているものの本来は皇帝の名代。威光は絶大である。従者に傅伯淵、護衛役に賈由育の二人を引き連れ、各地で起こる奇怪な事件を次々と解決していく。中国版「水戸黄門」ともいうべき時代ミステリーの傑作。


というのを、更にまんま楽天からコピーしてきましたが(笑)、この設定、漫画でたまに見かけますね。(勿論実際あった役職だからでしょうが)
例えばこれもそうだったような。


(この漫画続きありそうだったのにな〜)
漫画でよく見るのは「巡暗御史」の方だったような…。
隠密だからその字が当てられているのでしょうか?

とりあえず、面白かったです
読めない漢字はすっとばしつつ(笑)勿論ミステリとしても面白いですが、案外キャラものとしてもいけます。
何せ童顔の(というより成長の遅い一種の症例だと思いますが)「巡按御史」にそれの世話をかいがいしく焼く傅伯淵。力自慢なだけじゃない(しかも段々護衛以外もやらされている)賈由育。この二人を格さん助さんだとすると、最後にはお銀さんまで増えました(笑)
事件を解いていく中で、少しずつ彼らの過去の事なども明かされていくのですが、そのもったいぶった感じが(褒めてます)もう次が読みたくて読みたくて!最後の話を読んで、これで終わりか!?と思ったら続編がちゃんとあるみたいで嬉しい限りです。
もう単行本は出ているようなので、後数年待って、文庫を手に入れたいと思います。
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2009年11月01日

471「長安牡丹花異聞」 森福都 〈買〉




後書き読んでびっくり。この表題作で松本清張賞受賞されてたんですね。デビューが少女小説だったからしばらくそちらで活躍されていたのかと思ったんです。
うーん、でも後「炎恋記」くらいしか少女小説レーベルが無いわ…。
中国ものだろうがなんだろうが、ミステリーは好きです。
表題作は小蘭の素晴らしさに惚れ惚れvvv
再開の時を読みたくなります。
最後の「梨花雪」はこれと同じ題材ですよねぇ…。こちらも女性の鑑ですが、…美人の奥さん持つと大変ですね(笑)




全部読み応えのある短編集です。
後の本は本地元の屋では見当たらないので、ネット注文しますです。
posted by さみお at 20:08| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

463「クラブ・ポワブリエール」 森福都 〈買〉



この方の本を集めようと思って、身内が本屋にいるので文庫があれば欲しいとお願いしましたら、ありませんと返答がきました。


il||li_| ̄|○il||li  もうろくに流通してないってか…。


ちなみになんとこの本はプチ旅行で行った先の本屋で見つけました。
ブラボー!!
だってネットでだって無いのに!たまたま在庫があったんですね。
多分もうそういうのでしか手に入らないかも(とりあえず新刊では)
次はネットで買えるうちに買える本を手に入れなくては!!
ちなみにこちら、珍しく現代物です。
一つ一つ謎解きになってまして、それが最後にまた一つにまとまります。
posted by さみお at 00:40| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

396「漆黒泉」森福都 〈買〉



久しぶりに揃えようかな〜と思った作家さんなのですが、悲しいかな、あんまり本屋さんにありません…もうやだ〜(悲しい顔)
そして買ったら買ったで安心してしまい、まずは借りてる本から…と随分後伸ばしになってしまいました。
やっと読んだー。
や、面白かったですよ?
一緒に行動していても、一体誰が犯人なのか、利用したりされたりの腹の探りあいとか、各人の思惑が入り乱れて大変どきどきしました。
その中で一人飄々としていた、少遊。
へらへらとしていて頼りなく見えた彼が、実は結構有能な人物で懐広く、主人公の芳娥が少しずつ甘えていくのを見るのは楽しかったですv
しかし「漆黒泉」て言葉、格好いいなぁ。
posted by さみお at 19:27| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月30日

338「薔薇の妙薬―ヨヒアの国でいちばん美しい娘 」 森福 都〈図〉




あら、この方、少女小説出身だったんだわ、と図書館でうろついてたら見つけたので借りてみました。

えーと、

人間万事塞翁が馬?ん?ちょっと意味合いが違うか。

いや、私がひっかかったのはそこじゃありません。
随分と女性に失礼な結婚の条件だなぁとか(やっぱりふられてやがりました)なんでそんなにあっさり取り替えられたと思うのかとか、何も大公の血を引いてなかったからと言って、エリュートが望んでその地位にいたわけではあるまいに、火刑はひどすぎじゃね?せめて監禁くらいでもいいんでは、とか、予言の書に大公の血を引いていなければならないとか書いてなさそうだから、公子として育てられた彼で予言を叶えるのはいいんじゃね?とかまぁ色々思ったのですが。

ラスト近くまでは、じゃぁマシバが薬飲んだら丸く収まるんじゃない?などと半ばふざけたことを考えていたのですが、

まさか本当にそんな効能があって、さらに驚きの展開をするとは思っておりませんでした。
まぁ残念ながら?その効果は数日しかもたないようですが…(しかも効果の半減した薬が効いたのがエリュートで良かったというか;)


ちょっと世の男性にお伺いしたいのですが…。


もし今突然自分が女になったら、尊敬できる親友(勿論男性)の妻になれますか?


なんかね、イメージとして逆は大丈夫そうな気がするんですけど(それが美人であったなら尚更)もともと男だったのに、いくら親友とはいえ、男性をいきなり受け入れられるもんなのだろうかと…;

なのでマシバの方は解らんでもない。何せ勘違いとはいえ一目ぼれした初恋の相手だったろうから。
しかしエリュートは〜〜〜〜抵抗ないわけ??
やはり生涯の伴侶というくらいだから、もう恋に近いくらいじゃないとなれないって事かしら。
う〜ん、昔見たドラマとか戦国時代くらいの武士達の風習とかがぐるぐる頭を回っております。

あああ、話のほんのラストの数頁のことだったというのに、それまでの内容がほぼふっとんでしまう展開でした。
posted by さみお at 01:54| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

212「琥珀枕」森福都 〈図〉



…面白かった!!
なんだろう、何を持って面白いと思うんだろう。わかんないけど面白かったです。
いい雰囲気。今市子さんにちょっと色っぽさを足したらこんな感じになるかしら。
すっぽんの先生と共に街を見渡して、色々な人の行く末を見るけれど、先生は具体的に何を教えてくれるわけでもありません。
そこはきっと主人公(と言っていいのか?)の少年と共に私達も何かを学び取らねばならないのでしょう。

もっと他の作品読みたいですね。
お勧め!!
posted by さみお at 00:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 森福都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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