2010年10月24日

628「竜が最後に帰る場所」恒川光太郎〈図〉



久しぶりの恒川さんです。短編集です。

1話目はぶっちゃけ訳わかんない;
2話目は最悪な男書くのうまいなと思っていたらラストおおっ!?とびっくり。
3話目はなんか古道を思い出します。
4話目は初めは何やら変態じみた話だなぁと思っていたら(失礼;だってアサノが)おっとこれまたびっくり、恒川さんである意味恋愛が成就しそうな話ってこれまでなかったと思うぞ!?という衝撃。
5話目は生物は神話世界なのに描かれていることは実にリアルな弱肉強食世界。ちょっとホラーっぽくすらありますよ、宴のシーンは。

好みとしては3話目以降ですね。
いつも読んでて思うのはこの方の作品は、「畏れ」があるということ。
これ大事だと思うんですよねー。
かしこみ、うやまい、おそれること。
日本に限らず神様ってこういうものだと思います。
posted by さみお at 15:59| 北海道 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月15日

558「南の子供が夜いくところ」恒川光太郎〈図〉



久しぶりの恒川さんの本です。…寡作…ですよねぇ。

今この方沖縄在住でしたっけ…?
だからこういう雰囲気のお話書いたのかな。
どこかは判らないけれど、多分異国の南の島が舞台のお話です。
全編に関わってくる不思議な女性のユナさんというキャラがいるのですが、その正体は別段謎でもないらしく、あっさりと第二話で過去話が出てまいりました。
もちょっともったいぶっても良かったのではと思ったり。

今回は初めは、いつものあの異世界へ連れてってくれるような恒川ワールドがいまいち展開されないなぁなんて思いながら読んでたんですけど、最後の方はどきどきしちゃって一気に読んでしまいました。
posted by さみお at 01:43| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月16日

329「草祭」 恒川光太郎〈図〉



相変わらずの恒川ワールドです。なぜ1年に1冊しか本を出してくれないんだぁ。
いつものことながら読み始めるとすぐにこの世界に絡めとられていきます。私は基本的に何かがわからないままお話が終わるのはすっきりしないのですが、この話は別。解らないことは解らないままなのです。昔からその地方に伝わる民間伝承って…そういうものですよね?
寧ろ、「神隠し」ってこういうことなのかもって思いました。
恒川さんの作品は全て、どこからか異界に通じる道があり知らずにそこに行ってしまうんですね。
昔聞いたことがあるのは、「楽園」は東洋人は「どこか遠いところにあるもの」で西洋人は「過去にあったもの」なんだそうです。まぁどこかにあるのが楽園とは限らないんですけどね…。

あ、でもどうしてもわからなくて気になってることがあるんだったー!初めは親分がなんなのか気になっていたんですが、彼はまぁ自由に行き来できる人なんだろうで落ち着きました。が、「クサナギ」と「けものはら」の関係がいまいちしっくりきません。
だって「クサナギ」を飲まなきゃいけないんじゃないの??
変化して行ってしまうのが球体の世界だとしても(それも違うかもしれないけど)なんでけものはらはけものはらになってしまったんだろう。

そういえば、2話目の「タカヒロ」君のビジュアルがどうにもデスノのニアから離れてくれませんでした(笑)
たぶんぼさぼさの髪と、年齢の割には年を食った話し方をするせいだと思います。任期はどれくらいなんだろう?実はその間年を取らないのかも?
posted by さみお at 02:12| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月17日

266「秋の牢獄」恒川光太郎 〈図〉



恒川さん…出版されてる本は三冊だけですかね…。
寂しいなぁ。
前回の本は長編でしたが、今回はまた短編集です。
表題作は私は「リプレイ」読んでないんで、北村薫さんの「ターン」を思い出しました。
私基本的に謎が解けない話は苦手なんですが、これに関しては気になりませんでした。文中にあるように、今の科学では解らないことと判断してしまったのかも。知りたかったけどね、北風伯爵が何で、どうなるのかっていうのは。私だったら…どう過ごすのかなぁ。…旅行行きまくりかなぁ。
次の話はこうきたか!って思いました。
う〜ん、この方はつくづく悪意100%の人を書くのが上手ですね。
というか悪意というのがうらみつらみのことを指すのなら、悪意ではないんだよな。まぁ究極の自己中というか…。
だからこそ、ぞっとします。
だって全く話が通じないんだもの。
3つめの話しはね、あれ思い出しました。この漫画。


     


潮見さん好きなんだよーう。
いや、小説の主人公の能力がね、漫画の主人公の能力とちょっと似てるなぁって。
小説もお勧めですが、この漫画もお勧めですよんv
posted by さみお at 23:26| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月30日

246「雷の季節の終わりに 」恒川光太郎 〈図〉



恒川さん二作目です。
いやーあまりに先が読めなくてついつい読み進んでしまいます。
ミステリとか児童書とかならとりあえず目的がはっきりしているので、それまでの展開はともかく結末はなんとなく想像つくじゃないですか。
でも、このお話は一体何がどこへ向かっているのかさっぱり解らないのです。
「夜市」よりホラー度は高め。
不思議な雰囲気を味わいたければぜひ、お勧めですね。

それにしてもおっそろしい。
心の「闇」とかいう綺麗なもんじゃないですよ。
ひとえに純然たる身勝手さ。あれは悪意と呼んでいいのか?

お気に入りは「風わいわい」♪
いっいいなぁ!なんて素敵な存在なんでしょう!
他にも彼らが出てくるような話を書いてはくれないでしょうか。
posted by さみお at 22:08| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

244「夜市」恒川光太郎 〈図〉



2度目です。
ほとんど忘れていたのでまた借りてきました。
2回目はやはり前とはやや違った角度から読めて、大変面白かったです。なので違う恒川さんの本も借りてきましたv

で、普段しない二回借りて読むってことをなぜしたかっていうと、友達がこれを貸してくれたからです。

     


原作恒川さんです。
どうやら夜市に収録の「風の古道」が元らしいです。
でも同じなのは「舞台が古道である」ことと、主人公である「レンという名前の青年が鉈持ってる」くらいで、後は別バージョンて感じかな。
(調べたところ「風の古道」そのものも同じ方が漫画になさったらしいです。読みてぇ!)
絵はご覧の通り非常に美しいです。
レンも一緒に行動している犬神の蘇芳も出てくる女性も皆美形です。
恒川さんの作品イメージにも少しアクションを足して、たくさんお色気を足してって感じでしょうか(笑)さすが青年誌。
私は原作読み返すまで「風の古道」のお話をちっとも覚えて無くて、レンという青年が出てきた事さえ覚えていませんでした。
ただ、「古道」という場所の印象だけ。
原作のレンは顔立ちまでは特に書いてなかったから、キャラが違うんでこんなに美形には未だに思えません(笑)
レンの設定はどこまで使われてるのかな〜。


漫画の印象は実は初めは、楠桂さんの「鬼切丸」別バージョン、てとこです。 (やっぱり、他にもいた!)



20巻で終了したのか〜。私どこまで読んだっけな?
初めは1巻の絵の印象で「あ、楠さんっぽい」と思ったんですが(中見ると全然違ったけど)姿とお話のパターンが似てる。
だって学生服着て、刃物もっている。そして目的を遂げるまで、人外のモノをばったばったと切り倒し生き続ける、みたいな。

そのレンの目的もすこーしずつ出てきて今後が楽しみですv
やはりちょっと年食った大人顔の方が格好いいわぁvv
posted by さみお at 15:23| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

寒いんです。

今日こちらは寒かったんです、割りと。下に天気はでるけど、温度はでないよなぁ。夕刊読んだら関東は真夏日ですって?うえー、五度くらいこっちにくれないかなぁ。あータイヤ交換しなきゃ、ガソリンいれなきゃー(なんで値上げーーーー(泣))

7「夜市」恒川光太郎〈図〉


夜市



以前買った「ダ・ヴィンチ」で絶賛されていたので、借りてみました。
私はなんとなく表題作より、「風の古道」の方が好き。なんでかな、キャラクターかな。
「夜市」「鬼市」「黙市」この単語を私が始めて知ったのは「グラン・ローヴァ物語」です。(わー作者様のサイトなのですが、マウスアイコンがデシとダシ〜〜vvv)この中ではこれは盗賊たちや事情があって人前にでられない人達用の市場でしたね。
こちらでは異世界との交流地点で開かれる市場で、妖怪たちが色んな物を売買している。何か買わなければそこから出る事は敵わないという怖い所。(しかもべらぼうに高い)
そんなに衝撃的なラストでもなかったような気がするのは私だけなのでしょうか…。
ホラー大賞というからもっと怖いのかと思ってましたが、全然そんなことない。現代版日本昔話(言葉に矛盾)て感じ?なぜか私は小説で「ホラー」というジャンルは読む人を怖くさせなきゃいかんと思っていたのですけど、そういえば漫画でならオバケや妖怪がでてくれば、コメディだろうがなんだろうが、「ホラー」でひとくくりでした。
漫画と言えばこの小説は「百鬼夜行抄」の雰囲気が近いかと。
あ、でも私的にはですが、こちらより「百鬼夜行抄」により近い雰囲気を持った作品があります。
桜行道


桜行道 (講談社X文庫―ホワイトハート)


この人も読んだ時新人とは思えない上手さだと思いました。これが2冊目です。たぶん主人公の微妙なやる気のなさがより律(百鬼夜行抄の主人公)と似ているんじゃ無いかと(笑)。オススメ。
posted by さみお at 00:19| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 恒川光太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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