2007年11月04日

156「町長選挙」奥田英朗〈図〉



今回の本は書かれた時期が解るというか、モデルが丸解りというか。
でも1話目のナベマン、好きだなぁー。2話目のアンポンマンよりずーっといい。
初めはうるさいマスコミが悩みの種かと思ったけど、なんか読んでくうちに違ってくる。そっかーやっぱり人が好きなんだね。
確固たる信念があってさー、格好いいったら。そーそーまだまだ老いてなんていられないって!
モデルになった人もこんなこと考えてたのかな。こっちはマスコミが流す情報しか解らないから、やっぱり踊らされてるなーとは思うけど。
それにしても段々マユミちゃんが喋ってくれます。結構感覚はまともでしたね。お金にはがめついけど(笑)アンポンマンの時にはすっきりしましたもん。あ、町長選挙の時もね。あれも最初はやっぱり主人公の彼に同調してしまって、胃が痛くなりそうだったけど、島民の立場になってみるととても楽しめるんだろうなー。本音を聞いた時はちょっとじーんときてしまいました。今年はどっちが買ったんだろうな。
以前同僚が精神科に行ったら、神経質そうな怖い感じの医者で話しづらかった。と言っていました。伊良部はその点でもカウンセラーに向いてそう。誰も警戒心も無く話してくれるでしょうから。
でも「おとうさん」のおかげであれだけわがままできるんだから、その父親が死んだ後はどうなるんだろう…。本の中ながらちょっと心配(笑)
posted by さみお at 23:45| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 奥田英朗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

153「空中ブランコ」奥田英朗(図〉



えーーーこれをアベチャンがやったのぉぉ!!見たかった…!!
てーか、あまりに外見に差がありすぎなんですけど。原作伊良部と。
身長位か?せいぜい張れるとしたら。
原作では「太っているというだけで絵になる」と言っているのですが、アベチャンは太ってないよなー。絵になる…それは普通に主役として絵になっていたのでは。
今回伊良部の学生時代が垣間見えました。勿論今と変わらないんですけどね、うん。教授のヅラ話は楽しかった!気持ちは解る!強迫にはならないけど。
やくざのお話はあれはギャグととっていいのかしら。いや、本人達はめちゃめちゃ必死なんですけど。結局皆同じような悩みをもっているものよね。
ラストの話で実はマユミちゃんは可愛かったということが発覚!びっくり!意外性が素敵よ、マユミちゃん!
そして野球選手の話は、ほんと、コントロールとかってなんだろう、とつい考えてしまう。うーん、人間の体って不思議です。
不思議と言えば伊良部です。彼はとことん常識外なのですね。
ストライクボールは打てなくて、ボール球は打ててしまう。
でもその「常識外れ」が今常識にがんじがらめになっている悩める大人達に丁度いいのかもしれない。だめって言われてる事を、でもしたい事をしないでいるから心と体が違うことをしていく。
「じゃあやればいいじゃん」
それができるか、できないか。
うーむ、誰だってやりたいけど、できないことってたくさんあると思うんだけど、どうやって折り合いつけて、精神病にならずにいられるんだろう。逆にちょっと不思議になってきたわ。
「憎まれっ子世にはばかる」
好きな事やってるから心などに負担がかからなくて長生きするんだそうですよ。
憎まれっ子は心が強いのか、単なる鈍感なのか。
posted by さみお at 01:04| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 奥田英朗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

113「イン・ザ・プール」 奥田英朗(図〉




これを読む前にですね、映画の方を見たんですよ。
だってほら、やはり原作の方がいいって言うじゃないですか、小説の映画化って。なものでこれまた図書館で観賞。




…すげー!
強烈すぎる、この医者!
しかもその医者、伊良部は結局はなーんもやってないぞ?
松尾スズキさん、最高です。彼を役者として初めて見たのは、ラブラブマンハッタンからなので、やはり面白い役柄の印象です。なので「今会いにいきます」でちょい役とは言え、ふつーのケーキ屋さんを演じているのを見た時は、逆に違和感が(笑)今回のがいい。
オダギリジョーもあのぽそっとした感じが、すっごく良いです。
なんかこー普通の人。普通の人だからこそのあのいたたまれなさ具合が絶妙!!
映画、面白かったです。
そーなると、阿部ちゃんが演じた伊良部を見なかったことが、ものっ凄く残念です。うぁ〜ドラマやるのは知ってたんですけど〜、その時は特に興味も無くて見なかったんですよ〜〜。
見たかったな〜。テレビの2時間ドラマだからビデオにもなんないし…。
そして本を読みました。
映画と違い、短編集です。読みやすいです。映画はこの1冊を並行に進めた感じのつくりです。
伊良部の外見はまるでパタ○ロのようなので、外見的には松尾さん違いますが、行動がまんま!!素晴らしい!!セクシー看護婦もぴったりだ〜。
これはバチスタシリーズの白鳥がマトモに見えて来るぜ…。
伊良部の役割?も映画よりは小説の方が役にたってるような気がします。一応癒し系…らしい(笑)
そうか、そうだったんだ!何で映画でなーんの役にも立ってない伊良部の所へ皆通うのか、不思議だったんですよね。
いつでも誰でもほんの些細な事で、これらの主人公達のように心の病に陥ってしまう可能性はいくらでもあるんですよね。もしかして病なんて言えるほどのものでもなく、そこらへんに同じような症状の人はたくさんいるんじゃないだろうか。
私は…今の所せいぜい怠け心が強い程度で済んでる気がするけど、いつ心が偏るかもしれない。
皆様も気をつけて。
でもちょっとした事ならこの本を読めば、笑って気が済むかもしれません(笑)
posted by さみお at 00:51| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 奥田英朗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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